■講師コメント
個人でも外国為替取引をすることが容易になり、最近は、"FX"とか"FX取引"と呼ばれることも多くなりました。"FX"を始めることは簡単になったのですが、簡単でないのは「儲けること」です。
外国為替取引で、継続して利益を得るのは容易ではありません。外国為替相場を読み、それに対応していくことは、決して簡単なことではないのです。
外国為替取引をする際に、負けたいと思う人はいないでしょう。しかし、100戦100勝は、到底、不可能です。
私は、「個々のバトル(戦闘)は負けてもいい。しかし、ウォー(戦争)に負けてはいけない」と考えています。だから、「最終的に、勝つためにどうすればいいのか?」を常に考えることになります。
「マーケット(相場)にどう臨むか?」といった心構えも重要です。
相場を読む際には、まず、「現状分析」が重要と考えます。別な言い方をするならば、
「未来に起こることを予測するための材料は、『過去』にしかありません」「『過去』の分析なくして、予想したものは、根拠のない、単なる『あてずっぽう』に過ぎません」
先々に起こることは、必ず、過去からの連動性・関連性がある、と考えています。だから、過去の分析なくして、未来が読めるはずもないのです。しかし、だたでさえ、先々を予想することは簡単ではありません。間違えることも、多々あります。
ただし、先々を考える際に、今までにあったこと、起こったことを土台(根本)にしなければ、おおもとから間違えることになります。
それでも、所詮、「相場は上がるか下がるか」ですから、土台(根本)が違っていても、偶然に、予測が当たることもありますが、現状分析が間違っていたならば、偶然に当たった予測は、さらなる先々で、もっと大きな過ちを引き起こす、と考えます。
しかしながら、正確な現状分析は難しいものです。その時点で、「正確」と考えることが出来ても、それが全てではないことがしばしばです。ですから、その都度、修正を加えていく必要があります。
相場に臨むとは、それを繰り返していくことではないか、と考えています。
■プログラム
現在の外国為替市場
サブプライム・ローン問題」とは?
サブプライム問題が与える影響
サブプライム問題は、ドル売り材料
質への逃避
「質への逃避」の具体例
質への逃避 (その影響)
「円キャリー・トレード崩壊」?
米国公定歩合の引き下げ
公定歩合引き下げの意味
FRBの意図
現状のマーケット
現実の相場に、どう対応するのか?
チャート(ドル円日足)
チャート(ドル円月足)
ドル/円(Part1)
ドル/円(Part2)
ドル/円(Part3)
ドル/円(Part4)
ドル/円(Part5)
ドル/円(Part6)
ドル/円(Part7)
ドル/円(Part8)
ユーロ円(日足チャート)
ユーロ/円(月足チャート)
ユーロドル(日足チャート)
ユーロドル(月足チャート)
■直近のチャートを用いた、売買テクニック(具体的にどう対応するのか?)
|