|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/07/03 17:10,
提供元: フィスコ
3日の中国本土市場概況: 上海総合0.2%高で反発、ハイテク・医薬に買い
*17:10JST 3日の中国本土市場概況: 上海総合0.2%高で反発、ハイテク・医薬に買い
3日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比6.36ポイント(0.18%)高の3461.15ポイントと反発した。
投資家心理がやや上向く流れ。米中の通商対立に緩和の兆しが出てきている。外電が2日報じたところによると、米国政府はこのほど、中国向けの半導体設計ソフトウエア輸出規制を撤回。さらに、米国は中国に対するエタン輸出を再開することを認めた。両国は先週、レアアースや先端技術の一部取引を再開する条件付き合意を確認したと発表している。そのほか、中国景況感の改善や、中国経済対策の期待感も改めて支えとなった。もっとも、上値を買い進む動きはみられない。中東地域の地政学リスクが再燃したほか、米雇用統計の発表も気がかり材料となった。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)と電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)がそろってストップ(10.0%)高、携帯端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)が8.6%高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が3.8%高で引けた。
医薬株も物色される。浙江華海薬業(600521/SH)がストップ(10.0%)高、康縁薬業(600557/SH)が4.6%高、人福医薬集団(600079/SH)が3.6%高、河南太龍薬業(600222/SH)が2.8%高で取引を終えた。消費関連株、自動車株、海運株、インフラ関連株なども買われている。
半面、石炭株はさえない。中国神華能源(601088/SH)が2.7%、陝西煤業(601225/SH)が1.3%、中国中煤能源(601898/SH)が1.0%ずつ下落した。公益株、空運株、銀行・保険株、不動産株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.13ポイント(0.05%)高の259.43ポイント、深センB株指数が10.49ポイント(0.86%)高の1235.65ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
《CS》
記事一覧
2025/07/05 07:32:前日に動いた銘柄 part2アヲハタ、アジュバン、rakumoなど
2025/07/05 07:15:前日に動いた銘柄 part1データセク、キユーピー、霞ヶ関キャピタルなど
2025/07/05 05:44:NY為替:米国市場休場のため主要通貨の為替取引は動意薄
2025/07/04 18:30:欧州為替:ドル・円は伸び悩み、144円29銭まで値下がり
2025/07/04 18:15:日経平均テクニカル: 小幅続伸、5日線下降も大勢上昇
2025/07/04 18:00:4日の香港市場概況:ハンセン0.6%安で続落、2週ぶり24000pt割れ
2025/07/04 17:25:欧米為替見通し: 米国休場で主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み
2025/07/04 17:00:4日の中国本土市場概況: 上海総合0.3%高で続伸、ガラス関連株が高い
2025/07/04 16:46:東証グロ−ス指数は小幅に4日ぶり反発、買い一巡後は上値の重い展開
2025/07/04 16:38:新興市場銘柄ダイジェスト:ブルーイノベは大幅反発、ブライトパスがストップ高
2025/07/04 16:36:オンワードHD---売り優勢、第1四半期小幅増益で6月既存店はマイナス成長に
2025/07/04 16:35:日経VI:上昇、関税交渉の先行き不透明感など警戒
2025/07/04 16:33:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は小幅続伸、アドバンテストや東エレクが2銘柄で約51円分押し上げ
2025/07/04 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:売り一巡感が強まり4日ぶりに反発
2025/07/04 16:28:ナルミヤ、キユーピー、霞ヶ関キャピタルなど
2025/07/04 16:26:4万円回復後はこう着感が強まる【クロージング】
2025/07/04 16:25:リンガーハットなど
2025/07/04 16:17:Iスペース Research Memo(5):2025年9月期業績は主力事業の収益力回復が計画達成の鍵を握る
2025/07/04 16:15:Iスペース Research Memo(4):注力領域のマーケティングソリューションは計画を上回るペースで成長
2025/07/04 16:02:日経平均は小幅続伸、売り買い交錯で方向感に欠ける展開
|