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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/08/21 12:26,
提供元: フィスコ
クオルテック---25年6月期売上高と営業利益は過去最高を更新、信頼性評価事業及び微細加工事業が順調に推移
*12:26JST クオルテック---25年6月期売上高と営業利益は過去最高を更新、信頼性評価事業及び微細加工事業が順調に推移
クオルテック<9165>は8日、2025年6月期決算を発表した。売上高は前期比11.1%増の40.25億円、営業利益は同0.9%増の3.84億円、経常利益は同4.8%増の3.84億円、当期純利益は同18.6%減の2.19億円となった。
信頼性評価事業の売上高は前期比11.2%増の35.53億円、営業利益は同7.8%増の10.61億円となった。パワーサイクル試験において主要顧客からの受注が好調に推移していることや顧客の内製化の動きにより、過去販売したパワーサイクル試験装置の改造案件が業績を牽引した。信頼性試験では、顧客要望に対応した試験メニューの拡大により受注が順調に推移した。断面研磨も引き続き順調な受注推移となっている。売上原価は成長戦略に向けた拡販体制増強により費用が膨らむも、売上総利益は増益となった。
微細加工事業の売上高は同8.2%増の4.13億円、営業利益は同42.3%増の1.84億円となった。レーザ加工において試作品加工が堅調な受注を獲得している。また、当年度より同セグメントとなった表面処理技術においては、主要顧客の開発案件受注が好調に推移したことにより業績に寄与した。売上原価は減価償却費が減少し、売上総利益は増益となった。
その他事業の売上高は同25.4%増の0.57億円、営業損失は0.13億円（前期は0.19億円の損失）となった。バイオにおいて厚生労働省案件である医療用消耗品の信頼性試験受注が好調に推移したことにより、売上高が大きく伸長した。
2026年6月期通期の業績予想については、売上高が前期比9.3%増の44.00億円、営業利益が同5.4%増の4.05億円、経常利益が同5.2%増の4.04億円、当期純利益は同23.4%増の2.71億円を見込んでいる。
《NH》
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