|
|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/12/23 16:35,
提供元: フィスコ
市場参加者が限られるなかでこう着感強まる【クロージング】
*16:35JST 市場参加者が限られるなかでこう着感強まる【クロージング】
23日の日経平均は小幅に3営業日続伸。10.48円高の50412.87円(出来高概算18億株)で取引を終えた。前日の大幅高の反動から利食い売りが先行しており、半導体・AI関連株など指数寄与度の大きい値がさハイテク株の一角が売られた。一方で、内需・ディフェンシブ系の一角に資金がシフトしており、底堅さが意識された。市場参加者が減少するなか、積極的に売り買いを手掛ける向きは少なく、前日の終値を挟んだ往来相場が続いていた。
東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、空運、医薬品、その他製品、証券商品先物、その他金融など30業種が上昇。一方、輸送用機器、非鉄金属、ゴム製品が下落した。指数インパクトの大きいところでは、TDK<6762>、ソニーG<6758>、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>が堅調だった。半面、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>が軟調だった。
22日の米国市場では主要株価指数が上昇した。米半導体大手エヌビディアなどハイテク株の強さがみられたが、東京市場は前日に大幅に上昇した反動となった。また、片山財務相による過度な円安を牽制する発言が伝わり、円安基調が一服するなかでトヨタ<7203>やホンダ<7267>の自動車株やコマツ<6301>、日立建機<6305>の機械株など下落した。一方、日銀による利上げ継続に対する思惑から金融株はしっかり。
日経平均は強弱感が対立するなか方向感の定まらない展開が続いた。クリスマス前で日米ともに市場参加者が限られていることで、積極的にトレンドを狙った動きは限られる。日替わり的な物色になりやすいと考えられ、AI関連株などへの押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。なお、米国で2025年7-9月期の国内総生産(GDP)や個人消費、コアPCEの速報値や10月耐久財受注、11月鉱工業生産などの経済指標が発表される。市場予想を上回る強い結果となれば、ドル高・円安進行とともに日経平均にも好影響を与える可能性があるだけに、これら経済指標を受けた為替市場の動きなどには注意しておきたい。
《CS》
記事一覧
2025/12/27 02:37:NY外為:ドル続伸、米金利が上昇に転じる、米国債相場も調整色強い
2025/12/27 01:19:BTC上値重い展開が継続、年末にかけて大口資金流出【フィスコ・暗号資産速報】
2025/12/27 01:21:BTC上値重い展開が継続、年末にかけて大口資金流出
2025/12/27 00:36:NY外為:ユーロもみ合い、フランスでも与野党対立継続、つなぎ融資は可決
2025/12/26 23:14:NY外為:円は安値圏でもみ合い、日本のインフレ緩和で追加利上げ観測が後退
2025/12/26 20:00:欧州為替:ドル・円は伸び悩み、ユーロに買戻し
2025/12/26 19:16:欧州為替:ドル・円は小動き、材料難で様子見
2025/12/26 18:20:ビーロット---系統用蓄電所用地と電力接続権を取得
2025/12/26 18:19:欧州為替:ドル・円は底堅い、米金利にらみ
2025/12/26 18:17:26日の中国本土市場概況:上海総合は8日続伸、薄商いの中で上値重い
2025/12/26 18:15:日経平均テクニカル: 続伸、パラボリ買いサイン点灯開始
2025/12/26 17:48:セントラルSPなど
2025/12/26 17:25:欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、円売り先行も米緩和余地に思惑
2025/12/26 17:14:フジ・メディア・ホールディングスを巡る資本攻防
2025/12/26 17:13:東京為替:ドル・円は堅調、午後は156円台を維持
2025/12/26 16:54:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は続伸、アドバンテストやファーストリテが2銘柄で約215円分押し上げ
2025/12/26 16:50:半導体・AI関連株への物色意欲は強い【クロージング】
2025/12/26 16:40:芙蓉総合リース---各種補助に依らない国内初の非常時地域開放型蓄電池事業を実施
2025/12/26 16:35:日経VI:大幅に上昇、昨日大幅低下の反動
2025/12/26 16:34:東京為替:ドル・円は変わらず、欧州市場の休場で
|