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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/07/10 11:40, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):古野電気、ラクトJPN、トレファクなど*11:40JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):古野電気、ラクトJPN、トレファクなどディスコ<6146>:43300円(+2010円) 大幅反発。前日に第1四半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の238億円から345億円、前年同期比3.3%増に引き上げ。想定よりも機械製品の検収が進捗したとしている。先に個別売上高速報道などを発表していたことで、業績の上振れは意識されていたとみられるが、想定以上の収益改善と捉えられているようだ。コンセンサスは10億円程度の上振れとみられる。米エヌビディアなどSOX指数の上昇も支援に。 サイゼリヤ<7581>:5200円(+225円) 大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、3-5月期営業利益は44億円で前年同期比7.1%増となり、市場予想を3億円程度上振れている。12-2月期は23億円で同8.4%減と減益に転じていたものの、再度増益に回帰する形になっている。国内既存店売上の好調が続いているほか、粗利益率も前四半期と比較して改善するなど底打ちを見せる状況に。中国内陸部の武漢への進出も発表されている。 トレファク<3093>:1882円(+139円) 1890 +147 大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は15億円で前年同期比10.9%増となり、据え置きの上半期計画18.3億円、同4.9%増に対して、想定以上の好進捗となっている。既存店増収率が想定を上回る推移となっているほか、新規出店効果も寄与する形に。前日は6月の月次増収率鈍化を受けて下げが目立っていたが、カレンダー要因もあるとして、過度な警戒感も後退する方向に。 ラクトJPN<3139>:4050円(+305円) 大幅続伸。前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の23億円から38.3億円、前年同期比69.5%増に、通期では46億円から60億円、前期比38.9%増にそれぞれ引き上げ。販売数量が総じて計画を上振れる推移となったほか、販売単価も高値圏で推移しているもよう。業績の上振れに伴って、年間配当金も従来計画の100円から132円、前期比52円増にまで引き上げている。 古野電気<6814>:4200円(+360円) 大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は34.4億円で前年同期比30.8%増となり、据え置きの上半期予想65億円、同10.9%減に対して、想定以上の好進捗となっている。船用事業の売上増加が収益拡大を牽引、好調な需要環境が継続する中、新たに上市したプレジャーボート向け戦略商品の販売が好調であったほか、注力する保守サービス売上も国内・海外とも一段と増加しているようだ。 エコモット<3987>:499円(-14円) 反落。子会社パワーでんきイノベーションが群馬県内3ヶ所の系統用蓄電所の案件を受注し、建設・稼働開始を支援した。同社は、今後も再生可能エネルギー発電事業の推進および再生可能エネルギーの導入を拡大することで、2050年の脱炭素社会実現に向けた取り組みを加速していく。あわせて、連結子会社GRIFFYが2025年5月1日より提供を開始した体調管理ソリューション「GenVital LTE」の出荷数が1,500台を突破したことも発表した。これを受けて買い先行も上値は重い。 地域新聞社<2164>:474円(+10円) 続伸、年初来高値更新。生成AIを活用した心理状態デジタルツインによる広告効果最大化技術に関する特許出願を発表した。この特許は消費者行動ビッグデータ基盤と生成AI技術を融合することで、個々のユーザーの心理状態とペルソナ特性をリアルタイムで推定・再現し、広告配信などソリューションの効果を最大化する革新的な技術に関するもの。単なるセグメント配信ではなく、「今この瞬間の心理」に応じた広告表現・訴求戦略を展開できる点において、従来の広告最適化技術とは一線を画するものとなっている。 Syns<290A>:1240円(0円) 1256 +16 もみ合い。打上げミッションマネジメントや衛星統合、衛星展開技術のグローバルリーダーである独ExolaunchとSAR衛星「StriX」シリーズ10機打上げのマルチローンチアグリーメントを締結したと発表している。Exolaunchは打上げミッションの管理から衛星の軌道投入まで一貫したサービスを提供し、ロケット会社との強固な関係と多様な打上げ手段を活かすことで、衛星の準備が整い次第、最適なロケットで効率的に打上げることが可能になる。最初の打上げは27年を予定している。 《ST》 記事一覧 |