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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/07/08 18:12, 提供元: フィスコ

エフアンドエム---2026年3月期は大幅な増収増益、主要3事業の会員基盤拡大が業績を牽引

*18:12JST エフアンドエム---2026年3月期は大幅な増収増益、主要3事業の会員基盤拡大が業績を牽引
エフアンドエム<4771>は5月14日、2026年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比21.9%増の208.07億円、営業利益が同42.0%増の38.58億円、経常利益が同42.3%増の39.00億円、当期純利益が同55.7%増の28.25億円となった。広く安価にサービスを提供する経営方針のもと、根幹であるストックビジネスの安定収益モデルが奏功し、大幅な増収増益を達成した。

アカウンティングサービス事業は売上高が前期比11.8%増の55.04億円、営業利益が同16.3%増の18.73億円となった。四大生保での研修を通じた接点確保が会員数の成長に寄与しており、一昨年からは中堅・外資系生保への展開も開始し効果が出始めている。また、いずれかの工程でAIが関与している割合を示すAIカバー率は93.4%に達した。業務効率化や原価抑制をさらに推進していく。

コンサルティング事業は売上高が前期比23.8%増の81.92億円、営業利益が同55.9%増の25.92億円となった。銀行紹介が主チャネルの「エフアンドエムクラブ」は、金利上昇による銀行の本業注力で増加ペースがやや鈍化したものの、銀行の人手不足を背景にフォロー代行の存在として再評価が進んだ。補助金申請支援では中小企業省力化投資補助金などで高水準を維持し、採択にかかる報酬を計上した。豊富な実績に基づくノウハウがAIの精度向上と処理能力の拡大に直結している。

ビジネスソリューション事業は売上高が前期比28.7%増の65.24億円、営業利益が同26.4%増の8.48億円となった。「オフィスステーション」は、単機能契約が可能なアラカルト型提供により6年連続出荷社数ナンバーワンを獲得した。構造的にARRが伸びにくい課題に対し、昨年から既存顧客へのクロスセル戦略を本格化させて成果を上げている。「経営革新等支援機関推進協議会」では、財務に特化した実践的な生成AIプロンプトの提供が評価され、会員事務所数が堅調に拡大した。


2027年3月期は売上高246.94億円、営業利益41.56億円を見込む。今期は「我慢の一年」と位置づけ、中期経営計画達成への先行指標として会員数を重視する方針。株主還元は「増配はするが減配はしない」を基本方針に、2026年3月期の年間配当を前期比11円増配の51円とし、2027年3月期も60円への増配を予想している。安定配当の継続姿勢を示し、長期保有型の投資家向け銘柄であることを強調した。



《AK》

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