トレーダーズショップ
トップかごを見るご注文状況このページのPC版


フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/03/13 16:47, 提供元: フィスコ

Zenken Research Memo(7):2026年6月期は海外人材セグメントで人材紹介数増により増益寄与する計画

*16:47JST Zenken Research Memo(7):2026年6月期は海外人材セグメントで人材紹介数増により増益寄与する計画
■Zenken<7371>の今後の見通し

2026年6月期の通期業績は、売上高が前期比4.8%増の5,800百万円、営業利益が同29.4%増の500百万円、経常利益が同22.4%増の490百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.3%増の350百万円と増収増益の見通しである。一過性費用であった本社移転関連費用の剥落に加え、海外人材セグメントの拡大が増益寄与する計画である。

マーケティングセグメントは、売上高が前期比横ばいの3,710百万円、セグメント利益が同15.7%減の800百万円を見込む。検索アルゴリズムの変化や生成AIの普及など事業環境が大きく変化するなか、同社はセールス支援領域をはじめとする新商品の投入や新規分野の立ち上げを推進しており、人員増強や開発投資などの先行費用が短期的に利益を圧迫する見通しである。他方で、既存顧客との長期契約を基盤とするストック型収益は引き続き安定しており、解約率も低位で推移していると見られる。中長期的には、生成AIの活用による提供価値の高度化や上流工程への関与拡大により単価向上及び収益性改善が期待される。

海外人材セグメントは、売上高が前期比19.3%増の1,620百万円、セグメント利益が同162.3%増の170百万円と大幅な増収増益を見込む。エンジニア人材及び介護人材等に対する需要は引き続き強く、構造的な人手不足を背景に紹介案件数が拡大している。地方自治体や業界団体・企業等との連携強化により受入れ先の開拓が進展しているほか、登録人材の母集団拡大やマッチング精度の向上が紹介数の改善につながっていると見られる。また規模拡大に伴う固定費吸収の進展により、セグメント利益率の改善余地も大きい。

不動産セグメントは、保有物件からの安定的な賃料収入を背景に高水準の収益性を維持する計画である。大幅な増減は見込まれていないものの、景気変動の影響を受けにくい安定収益源として、全社収益の下支え機能を果たす見通しである。

2026年6月期はマーケティング分野における戦略的先行投資を吸収しつつ、海外人材セグメントの高成長により増収増益を達成する計画である。事業ポートフォリオの多様化と収益源の分散が進むなか、利益成長のドライバーが徐々にシフトしており、収益構造の改善と持続的な成長力の底上げが一段と進展する局面にあると考える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林 拓馬)


《HN》

記事一覧

  • 2026/03/27 14:05:ファンペップ Research Memo(5):皮膚潰瘍治療薬の追加第3相臨床試験結果が良好であれば製造販売承認申請へ
  • 2026/03/27 14:04:ファンペップ Research Memo(4):皮膚潰瘍治療薬と花粉症ワクチンの臨床試験が順調に進捗
  • 2026/03/27 14:03:ファンペップ Research Memo(3):塩野義製薬とライセンス契約及びオプション契約を締結
  • 2026/03/27 14:02:ファンペップ Research Memo(2):独自開発した抗体誘導ペプチド技術で新薬開発に挑む
  • 2026/03/27 14:01:ファンペップ Research Memo(1):花粉症ワクチンは2026年下期の試験結果次第で本契約締結の可能性
  • 2026/03/27 13:59:山忠---財務制限条項付の金銭消費貸借契約締結(三十三銀行)
  • 2026/03/27 13:57:山忠---ホテル開発資金調達、財務上の特約付借入4件締結
  • 2026/03/27 13:57:出来高変化率ランキング(13時台)〜ティアック、なとりなどがランクイン
  • 2026/03/27 13:55:FCE---パーパスと販売パートナー契約を締結
  • 2026/03/27 13:52:日経平均は63円安、ダウ平均先物底堅く東京市場の株価支援要因に
  • 2026/03/27 13:52:情報戦略---反発、ピープルドットの株式を取得し子会社化
  • 2026/03/27 13:48:トヨクモ---kintone連携サービスで監査ログ機能を横断提供開始
  • 2026/03/27 13:46:SOLIZE Research Memo(6):予想配当利回りはスタンダード・プライム全銘柄の加重平均を大きく上回る
  • 2026/03/27 13:45:SOLIZE Research Memo(5):従来領域と新規領域の掛け合わせ、M&A実施により成長を加速
  • 2026/03/27 13:44:SOLIZE Research Memo(4):2026年12月期は増収による増益路線へ復帰見込み
  • 2026/03/27 13:43:SOLIZE Research Memo(3):2025年12月期は、成長戦略に基づく投資により大幅な減益決算
  • 2026/03/27 13:42:SOLIZE Research Memo(2):創業時から一貫してものづくりのデジタル化を推進
  • 2026/03/27 13:41:東京為替:ドル・円は小動き、米株高に期待
  • 2026/03/27 13:41:SOLIZE Research Memo(1):2026年12月期からは、売上高成長に伴う利益創出の路線に復帰
  • 2026/03/27 13:38:ユニプレス---続伸、営業利益予想の上振れをポジティブ視へ