トレーダーズショップ
トップかごを見るご注文状況このページのPC版


フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/03/11 20:14, 提供元: フィスコ

株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期通期決算説明会文字起こし(14)

*20:14JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期通期決算説明会文字起こし(14)
ヘッドウォータース<4011>

質問
3年後の時価総額および目標は?

■ヘッドウォータース 篠田様
3年後の時価総額目標についてお話しします。これは、どこまで具体的に言及すべきか非常に悩ましいところではありますが、私自身、日頃からChatGPTを活用したり、独自にリサーチを行ったりして、AI領域における売上高や利益、企業のランク分類などを定量的に分析しています。
先ほども少し申し上げたかもしれませんが、AI領域において売上高が100億円を超え、かつしっかりと利益を出している企業は極めて限られています。例えば、トップを走るP社は売上高が200数十億円規模に達していますが、その中身を見ると駐車場の運営会社や人材系の会社を買収した結果でもあります。純粋な、いわゆる「オーガニックなAI事業」の部分だけで見れば、実質的には100数十億円規模ではないかと推察しています。その規模感の企業が、現在、時価総額1,000億円前後を行き来しているのが今の市場の相場観です。
それに続くA社やB社といった企業は、売上高が100億円前後、利益が10億円出るか出ないかという規模感ですが、それでおよそ500億〜600億円程度の時価総額がついています。
これら競合他社と当社の現状を「事業の中身」「規模」「収益性」、そして何より「成長性」という観点で比較したとき、おそらく今の当社の方が勢い(成長性)があると考えています。こうした要素を総合的に、かつ客観的に評価していただければ、当社の時価総額も、中長期的にはそのあたりの層(500億〜600億円、あるいはそれ以上)に近づいていく可能性があると考えております。
AI領域全体が市場として沈んでしまうような事態がない限り、当社の会計・財務状況、PL、事業内容、そして類似の競合他社との比較を行っても、そこに届かない理由は逆に見当たりません。客観的に評価されれば、一般的にはそのような評価層に位置づけられるだろうと考えていますので、まずはそこをしっかりと狙っていきたいと考えています。
「3年後の目標」としてのご質問でしたが、私は1年以内といったより早いスパンでその領域を目指したいと考えています。3年後という時間軸であれば、より高い水準として時価総額1,000億円を超え、AI領域でナンバーワンの地位を確立することを目指します。

質問
空売りについて、社長はどのようにお考えでしょうか。ぜひお聞かせください。

■ヘッドウォータース 篠田様
空売りについては、経営者がコントロールできるものではありませんが、率直に申し上げれば、意図的に株価を下げられるような動きに対して心中穏やかでない時はございます。市場の仕組みとして、売買が活発になり流動性が高まるという側面があることは理解していますが、制度の在り方について考えさせられることがあるのも正直なところです。
これに対する最大の対策、そして近道は「プライム市場への移行」であると結論づけています。 特定の動きによって株価が激しく上下するのではなく、安定した株主構成を築き、機関投資家の資金がしっかりと流入する環境を作ること。一定規模以上の時価総額を実現し、プライム市場に上場することで、空売りに過度に翻弄されない安定した株価形成が可能になります。
一時的な対処療法ではなく、一日も早くプライム市場へ上場し、安定した評価を得られる状態を作ることが、株主の皆様に対する根本的な解決策の一つになると確信しております。

質問
BBDイニシアティブ社との合併が確定したら、上方修正が出ますか?

■ヘッドウォータース 篠田様
上方修正といいますか、予算(業績予想)は当然変わることになります。ただ、先ほども申し上げました通り、会計上、合併の日となる5月以降の売上・利益しか取り込むことができません。そのため、合併後の期間に対応した新たな業績予想を改めて発表させていただく形になりますので、そちらを楽しみにお待ちいただければと思います。

質問
ログテック社、BBDイニシアティブ社ともに事業統合については順調でしょうか。退職者の発生する可能性はありませんか?

■ヘッドウォータース 篠田様
今のところ、問題ございません。もちろん、私は決して油断はいたしません。 手放しに「順調です」と楽観視しているわけではなく、真摯に向き合っております。合併の発表後、私はBBDイニシアティブ社へ足を運び、全社員の方々に対してメッセージを伝えました。
「『X-Tech FDEモデル』を共に作り上げたい」「これによって日本のAI領域でナンバーワンになりたい。本当の意味でAI企業としてスケールする、日本で最初の会社になっていきたい」という想いを語りました。そのためには、BBDグループ内の各社(ブルーテック、アーキテクトコア、NBSなどの子会社)が持つそれぞれの機能が不可欠であり、このビジョンを実現する上で誰一人として欠けていい人はいない、一緒にやってほしいという強いメッセージを出しました。
現時点では、社員の皆様にもご理解をいただき、当然ながら不安はあるかと思いますが、「一緒に頑張っていこう」ということで、前向きにPMIや共同営業、人材交流を進めております。上場企業同士の合併としては、非常に良い雰囲気で進められているのではないかと感じています。 単に規模を拡大するためや、売上の数字を合わせるためだけに一緒になったのではなく、明確にやりたいビジネスモデルのビジョンがあり、その中でそれぞれの役割を担ってほしいという話をしておりますので、今のところ良好な状況にあると考えております。

質問
売上高については、今後も現在と同じような成長率を維持できますか?

■ヘッドウォータース 篠田様
上場以来、当社の売上高成長率は概ね130%から150%の間で推移しております。現在の戦略を鑑みれば、今後もこのレベルの成長は十分に維持していけると考えております。
その根拠として、まず人材採用が非常に順調であり、成長の基盤となる体制が整っていることが挙げられます。加えて、エンタープライズ領域の顧客数も順調に増加しています。これらに対し、一度導入すれば離脱が困難となる、いわば「業務支配的」なFDEモデルを展開する戦略をとっております。このモデルをベースに収益を積み上げながら拡大させていくことを考えれば、年度によって50%成長の時もあれば35%成長の時もあるといった変動はあるかもしれませんが、基本的にはこの水準の成長を当面は維持できると見込んでおります。
AI市場全体が年間およそ44%という高い水準で伸びている市場であることも追い風となっております。こうした市場環境と当社の戦略を掛け合わせれば、持続的な高成長は十分可能であると考えております。

株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期通期決算説明会文字起こし(15)に続く


《MY》

記事一覧

  • 2026/05/21 13:30:Orchestra Holdings---1Qは2ケタ増益、主要3セグメントの利益が伸長
  • 2026/05/21 13:15:サインポスト---「TSUBASA共同事務センター」設立決定に貢献
  • 2026/05/21 13:13:アーレスティ---26年3月期増収・純利益は大幅な黒字化、ダイカスト事業(日本)が売上高・利益ともに伸長
  • 2026/05/21 13:11:データ・アプリケーション---「ACMS Apex」がホーチキに採用
  • 2026/05/21 13:09:筑波精工---特別損失計上
  • 2026/05/21 13:07:筑波精工---26年3月期減収なるも、海外において大口受注が発生
  • 2026/05/21 13:06:東京為替:ドル・円は伸び悩み、上値の重さを意識
  • 2026/05/21 13:06:後場の日経平均は2034円高でスタート、ソシオネクストやKOKUSAIなどが上昇
  • 2026/05/21 13:05:学情---「Re就活キャンパス」大学3年生登録数が130.4%増
  • 2026/05/21 13:03:城南進学研究社---吉祥の株式取得(子会社化)
  • 2026/05/21 13:02:城南進学研究社---26年3月期各段階利益が黒字化、主力の教育事業の売上高は堅調に推移
  • 2026/05/21 12:40:日経平均は大幅に6日ぶり反発、ソフトバンクGが1銘柄で約804円分押し上げ
  • 2026/05/21 12:36:後場に注目すべき3つのポイント〜ソフトバンクGが指数押し上げ
  • 2026/05/21 12:29:レゾナック---25日線を支持線としたリバウンド
  • 2026/05/21 12:26:ソフトバンクGが指数押し上げ
  • 2026/05/21 12:23:東京為替:ドル・円は小じっかり、米金利にらみ
  • 2026/05/21 12:22:日経平均は大幅反発、ソフトバンクGが指数押し上げ
  • 2026/05/21 12:05:アールプランナー---アールギャラリー 一宮展示場を2026年10月中旬開設へ
  • 2026/05/21 11:41:注目銘柄ダイジェスト(前場):エータイ、ソフトバンクG、グローバルIなど
  • 2026/05/21 11:38:メタリアル Research Memo:2026年2月期はV字回復基調が鮮明、完全自動翻訳を核に収益拡大を目指す