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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/12/05 10:56, 提供元: フィスコ

株式会社アイキューブドシステムズ×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)

*10:56JST 株式会社アイキューブドシステムズ×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)
アイキューブドシステムズ<4495>

●DAIBOUCHOU
なるほど。これは追い風になりますね。
OEMの場合、ドコモさんと御社の取り分があると思いますが、難しい質問かもしれませんが、どの程度の分配になるのでしょうか。

■アイキューブドシステムズ 坂田様
具体的な数字はお答えしづらいのですが、当社としても十分な利益を確保でき、ドコモグループとしても利益が出るように調整した形になっております。

●DAIBOUCHOU
わかりました。ありがとうございます。
ところで、2025年3月19日にデジタルギフトの株主優待を新設されましたが、なぜあのタイミングで株主優待を導入されたのでしょうか。

■アイキューブドシステムズ 坂田様
当社は2020年の上場以来、毎期配当を実施し、配当を通じた株主還元に注力してきたという背景があります。
その上で、今回株主優待を開始したのは、株主の皆様への感謝を形にする目的に加え、当社株式の魅力を高め、流動性の向上につなげることも狙いとしております。流動性の低さについては、以前から重要な経営課題と認識しており、株主優待も含めてさまざまな施策を検討してまいりました。その中で、ワンビ社のM&Aにより業績が好調に推移しているタイミングで、投資家の皆様からの認知度を高める施策として株主優待の新設に至った次第です。
もちろん、株主優待だけで流動性を大きく改善することは容易ではありません。そのため、IR活動も積極的に行っており、今後も適切なタイミングで迅速に実行できるように、様々な流動性向上の施策を検討してまいります。

●DAIBOUCHOU
300株で5,000円相当のデジタルギフトがもらえるということで、非常に魅力的な株主優待だと思います。
また、御社の事業は安定的であるため、長期投資家の割合が増えることも考えられます。その場合、優待目当てや長期保有の投資家が増えることで、売却する投資家が減り、流動性が低下する可能性もあると思うのですが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。

■アイキューブドシステムズ 坂田様
おっしゃる通りです。まずは株式への注目を集めることが重要だと考えており、そのために株主優待を実施しました。
加えて、当社自身の業績をしっかりと示すことも重要であり、株主の皆様や投資家の方々に対して話題性を提供できることが、全体として大切だと考えております。

●DAIBOUCHOU
なるほど。右側に配当も表示されていますが、現状34円で据え置きとなっています。増益にもかかわらず配当が据え置きであるため、株主としてはやや物足りなさを感じる部分もあります。配当性向についてのお考えはいかがでしょうか。

■アイキューブドシステムズ 坂田様
配当性向の具体的な数字は公表しておりませんが、このグラフをご覧いただくとお分かりの通り、直近でも少しずつ増加させていく方針です。業績の向上と連動させながら、できる限り株主の皆様に還元できるよう、引き続き検討してまいります。

●DAIBOUCHOU
そうですね。財務状況も非常に健全で、借入金もなく、現金やキャッシュフローも安定していますので、増益も十分に期待できそうです。今後の御社の成長に注目させていただきます。


■終わりのあいさつ
▲フィスコ 高井
それでは最後に、坂田様、DAIBOUCHOUさんからご挨拶をいただきたいと思います。
坂田様、よろしくお願いいたします。

■アイキューブドシステムズ 坂田様
本日はありがとうございました。また、ご視聴いただいた皆様にも御礼申し上げます。
当社は、皆様から今後も注目いただけるよう努力してまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

▲フィスコ 高井
ありがとうございます。DAIBOUCHOUさん、本日はいかがでしたか。

●DAIBOUCHOU
MDMは一般にはなじみの薄いソフトウェアですが、スマートフォンのセキュリティや本人認証機能が非常に重要になっている中で、導入の必要性が高まっています。また、病院などでのスマートフォン活用の分野も広がっており、採用が増えている状況です。
直近の決算でも、下期に向けた投資が進むことが示されており、業績の実力値としては第1四半期で十分に示せたのではないかと感じています。
今回、お話を伺い、MDMの将来性や御社の業績が今後も安定して成長できることへの期待が持てました。本日はお話を聞けて非常に良かったです。ありがとうございました。

▲フィスコ 高井
ありがとうございました。
これにて対談は終了とさせていただきます。
皆様、ご視聴いただき誠にありがとうございました。


《MY》

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