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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/10/23 11:02, 提供元: フィスコ

クリレスHD Research Memo(2):積極的なM&Aにより様々な業態を手掛ける「グループ連邦経営」を展開

*11:02JST クリレスHD Research Memo(2):積極的なM&Aにより様々な業態を手掛ける「グループ連邦経営」を展開
■会社概要

クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>は、SC内のレストラン及びフードコートの運営を主力とするとともに、M&Aにより獲得した居酒屋業態や飲食店業態を展開している。持株会社として、連結子会社23社(そのうち、海外5社)を束ねている(2025年8月末現在)。

高い集客力を見込める立地へのこだわりとそれぞれの立地環境(地域特性や顧客属性、競合状況等)に見合った業態の組み合わせによるマルチブランド・マルチロケーション戦略や、成長性のある様々な業態を積極的なM&Aにより取り込む「グループ連邦経営」に特長を有し、2025年8月末現在の店舗数は約230業態で1,131店舗に上る。

過去数年間はコロナ禍の影響を受けてきたが、アフターコロナを見据えたポートフォリオの見直しや「守り」から「攻め」への投資も再開しており、ロケーションビジネス(立地重視)から、コアブランド※を軸とするブランドビジネス(ブランド重視)への転換を進めている。

※ 現在は25のコアブランドを選定:「しゃぶ菜」「デザート王国」「MACCHA HOUSE」「雛鮨」「銀座木屋」「海南鶏飯食堂」「かごの屋」「あずさ珈琲」「いっちょう」「萬家」「AWkitchen」「Mr.FARMER」「TANTO TANTO」「やさい家めい」「つけめんTETSU」「JEAN FRANCOIS」「遊鶴」「磯丸水産(食堂)」「鳥良」「サンジェルマン」「レフボン」「サンヴァリエ」、カフェ業態、沖縄業態、大衆居酒屋である。

同社の事業カテゴリーは、(1)商業施設を中心に多様なブランドにてレストラン及びフードコートを運営する「CRカテゴリー」、(2)居酒屋業態を運営する「SFPカテゴリー」、(3)様々な飲食店業態を運営する「専門ブランドカテゴリー」、(4)シンガポールや香港、北米等でレストランを運営する「海外カテゴリー」の4つに分類される。

また、立地別店舗数の構成比は、都市SCが25.6%、郊外SCが22.2%、駅前・繁華街が21.6%、ロードサイドが14.5%、スポーツ&レジャー※1が7.3%、SA・PA※2が2.7%、海外が5.7%、その他が0.4%となっており、従来は商業施設への出店が中心であったが、近年では立地の分散が進んだ。

※1 ゴルフ場やテーマパーク内レストランの受託運営など。
※2 高速道路のサービスエリアやパーキングエリア内店舗の受託運営など。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)


《HN》

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