トップ ・ かごを見る ・
ご注文状況
・ このページのPC版
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/06/25 07:40,
提供元: フィスコ
NYの視点:米6月消費者信頼感指数は予想外に低下、労働市場への自信が一段と後退
*07:40JST NYの視点:米6月消費者信頼感指数は予想外に低下、労働市場への自信が一段と後退
コンファレンスボードが発表した米6月消費者信頼感指数は93.0と、5月98.4から上昇予想に反し低下した。現況は129.1と、昨年9月来の低水準となった。期待も69.0と5月73.6から低下した。中東情勢、関税の引き上げによる経済、労働市場への潜在的な影響への不安が指数を押し下げたと見られる。
雇用では、「十分」が29.2%まで低下し、過去4年間で最低となった。エコノミストが労働市場状況を判断するうえで注視している雇用が「十分」29.2と、「困難」18.1の差は11.1と、前月の12.7からさらに縮小し、消費者の労働市場への自信が一段と後退した証拠となった。6か月連続での縮小で、夏にかけた消費抑制につながる可能性が懸念される。
関税を巡り、消費者は夏にかけて物価の一段の上昇を懸念。消費者の金融状況は堅調で、今後、さらなる改善を期待している。また、高金利が経済に影響し、消費者は今後12カ月で景気後退入りすることを想定している。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長や米NY連銀のウィリアムズ総裁、米クリーブランド連銀のハマック総裁、米アトランタ連銀のボスティック総裁はそろって政策金利据え置きが適切で、利下げを急ぐ必要がないとの姿勢を再表明した。ウォラー理事やボウマン副議長が金利調整を検討する時期が近付いており、7月の利下げの可能性を示唆した見解とは対照的となっており、FRB高官の見解の違いがあらためて表明された。追加利下げ軌道には変わりはないが、明確な軌道は見られずドルは方向感を探り、乱高下が継続する可能性がある。
■米・6月消費者信頼感指数:93.0(予想:99.8、5月:98.0)
現況:129.1(5月135.5)
期待:69.0(5月73.6)
雇用
十分:29.2(31.1)
不十分:52.7(50.5)
困難:18.1(18.4)
6か月先
増加:15.4(18.6)
減少:25.9(26.2)
不変:58.7(55.2)
所得:16.3(18.4)
増加減少:12.4(13.5)
不変:71.3(68.1)
今後12カ月のインフレ期待
6.0%(6.4%)
《CS》
記事一覧
2025/06/26 03:32:[通貨オプション]変動率低下、リスク警戒感が後退
2025/06/26 02:54:BTC続伸、中東リスク懸念でリスク資産買いが再開【フィスコ・暗号資産速報】
2025/06/26 03:01:NY外為:BTC続伸、中東リスク懸念でリスク資産買いが再開
2025/06/26 00:51:NY外為:ドル買い一服、パウエルFRB議長は利下げに慎重な見解繰り返す
2025/06/25 23:36:【市場反応】米5月新築住宅販売件数は予想下回る、ドル伸び悩む
2025/06/25 22:29:NY外為:ドル反発、早期のFRB利下げ観測後退で、議長証言2日目控え
2025/06/25 20:11:欧州為替:ドル・円は一段高、ユーロ・円は169円台に浮上
2025/06/25 18:21:欧州為替:ドル・円は小高い、ユーロは堅調
2025/06/25 18:15:日経平均テクニカル:続伸、前日レンジ内で推移
2025/06/25 18:07:25日の香港市場概況: ハンセン1.2%高で4日続伸、証券セクター急伸
2025/06/25 18:00:クリアル---事業計画及び成長可能性に関する事項
2025/06/25 17:51:And Doホールディングス---棚卸資産の譲渡
2025/06/25 17:34:メキシコペソ円今週の予想(6月23日) サンワード証券の陳氏
2025/06/25 17:25:欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米7月利下げ観測も値ごろ感で買戻し
2025/06/25 17:06:東京為替:ドル・円は切り返し、値ごろ感で買戻し
2025/06/25 17:05:25日の中国本土市場概況:上海総合は1.0%高で3日続伸、保険・証券株に買い
2025/06/25 16:49:東証グロ−ス指数は小幅に3日ぶり反落、売り急ぐ動きなく下値の堅い展開
2025/06/25 16:46:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は続伸、アドバンテストや東エレクが2銘柄で約166円分押し上げ
2025/06/25 16:44:ドル円今週の予想(6月23日)サンワード証券の陳氏
2025/06/25 16:38:ハイテク株が日経平均をけん引【クロージング】