|
|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/12/08 12:01,
提供元: フィスコ
いい生活 Research Memo(1):2026年3月期中間期は収益性が改善。通期は黒字転換し、増収増益を見込む
*12:01JST いい生活 Research Memo(1):2026年3月期中間期は収益性が改善。通期は黒字転換し、増収増益を見込む
■要約
いい生活<3796>は、不動産会社のDXを支援する不動産テック企業である。自社でシステム・アプリケーションを企画・開発し、賃貸管理・賃貸仲介・売買仲介業務を効率化するクラウドベースのSaaS(Software as a Service)型システムを不動産会社に提供している。同社は、サブスクリプションとBPaaS(業務アウトソーシング型SaaS)の拡充に加え、業界ニーズに即した新サービスを継続的に投入することで、顧客基盤の拡大とARPU(顧客当たりの平均月額単価)向上を図り、継続的な成長を実現している。
1. 2026年3月期中間期の業績概要
2026年3月期中間期の業績概要は、売上高が1,562百万円(前年同期比7.9%増)、営業利益が66百万円(前年同期は27百万円の損失)、経常利益が65百万円(同30百万円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益が39百万円(同25百万円の損失)となった。費用面では外注費削減など効率化が進み、EBITDAは341百万円(前年同期比46.7%増)と過去最高を更新した。
2. 2026年3月期の業績見通し
2026年3月期の業績見通しは、売上高が3,196百万円(前期比5.5%増)、営業利益が107百万円(前期は37百万円の損失)、経常利益が106百万円(同42百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が72百万円(同39百万円の損失)を見込んでいる。サブスクリプション収益の安定成長に加え、データモダナイゼーションなど大規模ソリューション案件の増加や、新サービスの市場投入による顧客単価の向上を通じ、不動産業界のDX支援を一層強化する方針である。
3. 中長期の成長戦略の概要
同社は中期的に売上高年間60億円、顧客数5,000社、ARPU10万円を目指して、「顧客基盤の拡大」「収益力の強化」「将来への布石」の3つの柱を掲げ、サービスの進化及び導入支援顧客サポート体制の充実を図る。資本政策ではROA・ROE・PBRの向上を重視し、成長投資と安定配当を両立しながら企業価値の最大化を図る方針である。
■Key Points
・2026年3月期中間期は費用面で効率化が進み、黒字転換とともに収益性が改善
・2026年3月期は黒字転換し、増収増益を見込む
・中期的に顧客数5,000社、ARPU10万円を目指す
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山 博詞)
《HN》
記事一覧
2025/12/10 15:33:日経平均大引け:前日比52.30円安の50602.80円
2025/12/10 15:24:クボタ---24年4月高値が射程に入る
2025/12/10 15:23:伊藤忠食品:国内有数の酒類・食品卸、情報・商品開発・物流で卸の枠を超える企業へ
2025/12/10 15:18:片倉コープアグリ:農業ソリューション深化と化学品の海外展開で成長加速へ
2025/12/10 15:07:ポールトゥウィンホールディングス---営業利益は今期初めて黒字化、売上高は事業撤退影響をほぼ挽回し前期並みを維持
2025/12/10 15:03:アールプランナー---2026年1月期通期連結業績予想の修正
2025/12/10 14:58:出来高変化率ランキング(14時台)〜アウンコンサル、jig.jpなどがランクイン
2025/12/10 14:52:日経平均は206円安、FOMCの結果発表やパウエル議長の会見などに関心
2025/12/10 14:46:東京為替:ドル・円は動意薄、米金利・日本株にらみ
2025/12/10 14:40:プロパスト---東京都目黒区駒場の販売用不動産を売却
2025/12/10 14:37:アールプランナー---配当予想の修正(増配)
2025/12/10 14:33:アールプランナー---3Qも2ケタ増収増益、再度、通期連結業績予想の上方修正及び期末配当金の増配を発表
2025/12/10 14:22:ホンダ---大幅反発、ボトムアウト近いとし国内証券が格上げ
2025/12/10 14:17:三井金属---大幅反発、銅箔の成長期待を高め国内証券が格上げ
2025/12/10 14:16:日経平均VIは上昇、株価の下値堅く警戒感は限定的
2025/12/10 14:11:アウンコンサル---大幅反発、海外向けAIOコンサルサービスの提供を開始で
2025/12/10 14:02:ブロードメディア---大幅反発、AVIが保有比率上昇に向けたTOBの実施を発表
2025/12/10 14:02:東京為替:ドル・円は小動き、イベント控え様子見
2025/12/10 13:57:オークマ---反発、株式売出並びに自社株買いの実施を発表
2025/12/10 13:52:日経平均は70円安、FOMC結果発表控え積極的な売買は限定的
|