|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/09/16 08:30,
提供元: フィスコ
9月のSQ値を捉えてくる可能性も
*08:30JST 9月のSQ値を捉えてくる可能性も
16日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まることになろう。15日の米国市場はNYダウが49ドル高、ナスダックは207ポイント高だった。対中通商交渉の進展で、TikTokの米国内での運営を維持する枠組みで合意したとの報道が好感された。その後、NY地区連銀製造業景気指数がマイナス域に急低下したためダウは一時下落に転じた。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が根強く下値も限定的となりプラス圏を回復。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の44635円、円相場は1ドル=147円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになろう。12日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは狭いレンジでの推移であり、一時44320円まで下げる場面もみられたが、ボリンジャーバンドの+2σが支持線として意識されていた。シカゴ先物にサヤ寄せする形で+2σから上放れる形になりそうだ。また、米国市場ではNYダウは小幅な上昇だったが、大型テック株の強さが目立ったほか、ナスダック指数は連日で史上最高値を更新するなか、日経平均型優位の展開が見込まれる。
なお、中国の独占禁止法当局は15日、エヌビディアが同国の独占禁止法に違反したことが暫定調査で判明したと発表した。エヌビディアへの処罰には言及していないため今後の動向を見守る形になりそうだが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷になる可能性については意識しておきたいところだろう。もっとも、日経平均株価の45000円が射程に入るなかでは、仕掛け的な売りは避けておきたいところだ。
9月のSQ値である45016.28円を捉えてくる展開も意識されやすく、先高期待が一段と強まる展開から、売り方の買い戻しを誘う動きに向かわせそうである。FOMCの結果待ちのほか、日銀の金融政策決定会合を控えていることもあり、様子見姿勢は強まりやすいところではあるが、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
インデックスに絡んだ商いが中心になるほか、決算など個別材料を手掛かりにした物色に向かわせよう。12日取引終了後に決算を発表したところでは、リンクユーG<4446>、ニッソウ<1444>、フロンティアI<7050>、アシロ<7378>、JMHD<3539>、ブレインズ<4075>、アストロスケール<186A>、PRTIMES<3922>、ホリイフード<3077>、フレアス<7062>などが注目される。
《AK》
記事一覧
2025/09/18 12:05:メイホーHD Research Memo(5):2025年6月期は計画を下回ったものの、前期比では大幅増収増益
2025/09/18 12:04:メイホーHD Research Memo(4):公共事業関連が主力で収益に安定性
2025/09/18 12:03:メイホーHD Research Memo(3):企業支援プラットフォームを通じてグループ企業の成長を支援
2025/09/18 12:02:メイホーHD Research Memo(2):企業支援プラットフォームを核とする中小企業集合体
2025/09/18 12:01:メイホーHD Research Memo(1):2025年6月期は増収、200%超営業増益。2026年6月期も好調継続へ
2025/09/18 11:38:注目銘柄ダイジェスト(前場):さくら、レゾナック、東京衡機など
2025/09/18 11:35:TOKAI Research Memo(5):配当性向40〜50%を目安に配当
2025/09/18 11:34:TOKAI Research Memo(4):「中期経営計画2025」はおおむね順調に進捗
2025/09/18 11:33:TOKAI Research Memo(3):2026年3月期業績は過去最高益を連続更新する見通し
2025/09/18 11:32:TOKAI Research Memo(2):2026年3月期第1四半期業績はエネルギー事業がけん引し増収増益
2025/09/18 11:31:TOKAI Research Memo(1):2026年3月期第1四半期は過去最高業績を更新
2025/09/18 11:22:シンバイオ製薬---注射剤ブリンシドフォビル、小児医薬品開発計画がEMAに承認
2025/09/18 11:20:tripla---3Qも2ケタ増収・大幅な増益、純利益の計画に対する進捗が好調に推移
2025/09/18 11:19:東瓦斯---大幅続落、総還元利回り妥当水準として国内証券では格下げ
2025/09/18 11:18:レゾナック---大幅反発、半導体・電子材料拡大など評価し国内証券では格上げ
2025/09/18 11:18:東京衡機---一時ストップ高、収益予想上方修正や新中計発表を受け
2025/09/18 11:16:電算---ストップ高買い気配、上半期業績は想定外の大幅上方修正に
2025/09/18 11:13:さくら---ストップ高、国産AI開発を政府が支援と伝わる
2025/09/18 11:07:GVATECH Research Memo(7):LegalTech SaaS事業の市場規模は4,155億円
2025/09/18 11:06:GVATECH Research Memo(6):流動比率が100%割るも、同社ビジネスモデルを踏まえると問題なし
|